外国ルーツ子育て世帯調査2024
B04外国ルーツ班では2024年1月に日本に居住する外国籍を含む子育て世帯に対して大規模調査を実施いたしました。
調査結果は、以下のメンバー3名で報告書としてまとめました。
結果の詳細につきましては、以下の報告書をご覧ください。
山本直子・周燕飛・千年よしみ(2024)『外国ルーツ子育て世帯の仕事、育児と暮らし―「外国ルーツ子育て世帯調査 2024」―』2024年度外国籍を含む子育て世帯の生活状況に関する調査報告書.
1.実施主体
子育て世帯調査ワーキングチーム
・山本 直子 (東洋英和女学院大学 国際社会学部)
・周 燕飛 (日本女子大学 人間社会学部)
・千年 よしみ(国立社会保障・人口問題研究所 国際関係部)
2.趣旨・目的
本調査は、日本に居住する外国にルーツを持つ子育て世帯を対象に、その仕事、育児、 そして生活の現状を把握することを目的とする。多様な文化的背景を持つ子育て世帯が、 日本社会で直面する課題を明らかにすることで、必要とされる研究課題を具体化し、今後 求められる施策の在り方の検討材料とすることを目指す。
3.調査名
「外国籍を含む子育て世帯の生活状況に関する調査」(略称:外国ルーツ子育て世帯調査 2024)
4.調査対象
日本に暮らし、18 歳以下の子どもを育てている外国籍者と日本国籍者。
5.調査実施期間:2024 年1月9日~1月 29 日
6.調査方法:調査会社の登録モニターを対象とした Web 調査
外国籍者の標本については割付を行わなかったが 、日本国籍者については、エリア別 (11 ブロック)×性別×年齢階層別(20~29 歳、30~39 歳、40~49 歳、50~64 歳)に層化割付回収を行った。なお割付は、「令和 2(2020)年国勢調査」に基づいている。調査票 (回答画面)は、日本語のほか、英語、中国語、ポルトガル語で用意し、回答者が4か国語から自由に選択の上、回答した。
7.有効回答数
日本国籍者 1,000 人(男性 502 人、女性 498 人)
外国籍者 1,000 人(男性 462 人、女性 538 人)